みなさん、こんにちは!今回は、Googleが新しく公開したGeminiの「Stream Realtime」という機能について詳しく解説していきます。
音声でGeminiと会話したり、ビデオ通話したり、パソコンの画面を共有しながらAIと一緒に作業したりできる、かなり革新的な機能なんです。
早速、使い方から実際の使用感までご紹介していきますね。
Stream Realtimeで何ができるの?
Stream Realtimeには、実は3つの強力な機能があります:
- リアルタイムの音声会話
- ビデオストリーミングによる通話
- パソコン画面の共有
特にビデオ通話と画面共有機能は、AIとのコミュニケーションの新しい可能性を感じさせる機能です。
使い方を解説!
基本的なセットアップ
とても簡単です:
- Google AI Studioにアクセス
- 画面左にある「Stream Realtime」をクリック
- 「Talk Gemini」を選択
- マイクやカメラの使用を許可
これだけで、もうGeminiとコミュニケーションが取れるようになります。
音声会話の性能は?
実際に試してみると、OpenAIのAdvanced Voice Modeと同じくらいの応答速度で返してくれます。
ただし、現時点での日本語の発音は若干なまっている印象。
でも、これは実験段階の機能なので、きっと今後のアップデートで改善されていくはずです。
ビデオ通話機能が新登場!
マルチモーダルAPIのリリースにより、ビデオストリーミング機能が追加されました。これがなかなか面白い!
- Geminiとビデオ通話しながら会話できる
- カメラに映った物について質問できる
- リアルタイムで視覚的なフィードバックがもらえる
画面共有機能がアツい!
個人的に特に注目なのが、この画面共有機能です。使い方は簡単:
- 「Share your screen」をクリック
- 共有したい画面を選択(コードエディターやChromeのタブなど)
実際に試してみると、こんな感じのやり取りができました:
- 私:「この記事に書かれているチェーンプロンプトについて説明してもらえますか?」
- Gemini:「はい、画面の記事を確認しました。チェーンプロンプトとは、複数のプロンプトを連携させて段階的にAIに指示を出す手法です。記事では特に…」
- 私:「具体的な使用例はありますか?」
- Gemini:「記事の中段に記載されている例を見ると、まず最初のプロンプトでテーマを設定し、次のプロンプトで詳細を掘り下げ、最後のプロンプトで具体的なアウトプットを得る、という流れが書かれていますね」
特に便利そうなのが、PC作業中の困りごとへの対応です。
画面を共有しながらGeminiと相談できるので、つまづいたときにすぐにアドバイスがもらえそうです。
ただし、音声モードの時はテキストでの出力ができないので注意です。
現状の課題と可能性
改善してほしいところ
- 日本語の音声認識精度と発音
- 音声モード時のテキスト出力対応
- 全体的な安定性
でも、可能性は無限大!
正直、現時点ではまだまだ発展途上という印象です。でも、これらの機能が実用レベルまで改善されたら?
- AIとの自然な会話が当たり前に
- ビデオ通話でリアルタイムのアドバイス
- 画面共有しながらの効率的な作業
想像しただけでワクワクしますよね。
まとめ
Stream Realtimeは、まだ完璧とは言えませんが、AIとのコミュニケーションの未来を垣間見られる非常に興味深い機能だと思います。特にビデオ通話と画面共有機能は、学習や作業効率の向上に大きな可能性を感じました。
なお、Deep Researchについてはまだ利用できない状況ですが、こちらも使えるようになり次第、詳しくレビューしていきたいと思います!
みなさんもぜひ一度試してみてください。新しいAIとの対話体験が待っていますよ!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!