世界のニュースを1つ選び、小学生でもわかる言葉で読み解くシリーズを、YouTubeとnote、このホームページで発信しています。経済や投資の難しい言葉を、地図と絵本のような図解でほどいていく作りです。
日本のニュースは日本の話が中心で、海外の出来事は短く触れるだけのことも多くあります。そこで、日本で大きく報じられていない世界の出来事も取り上げ、日本の私たちの生活とお金にどう届くかまでをつなげて伝えています。
第1回は、中東のイエメンで起きた空港への攻撃から、ガソリン代が上がるしくみを読み解きました。
どのような仕組みか
毎回、世界のニュースを1つ選び、同じ5つの順番で読み解きます。順番を決めておくと、見る側はどの回でも迷わず、作る側は毎回同じ品質で作れます。
- こういうことがありました ― その日の出来事を1つ
- そもそも ― 国はどこにあるか、組織は誰か、誰が味方についているか
- なぜお金が動くのか ― 出来事から値段が動くまでを、矢印でつなぐ
- 日本の私たちに ― ガソリン代・電気代・食べ物の値段にどう届くか
- 投資の目線 ― 追い風・向かい風になりやすい業種
1つのニュースから、note の記事・ホームページの記事・YouTube の解説動画・1分ほどのショート動画の4つを作ります。文章で読みたい人も、動画で見たい人も、同じ回の中身を受け取れます。
作るときに決めたこと
国の場所は、毎回地図で見せる
読む人は、国の名前を聞いても場所が浮かばない前提で作っています。出来事ごとに地図を1枚入れ、関係する国に色を付けます。くらべやすいように、日本にも必ず色を付ける決まりです。

地図は毎回同じ描き方で作るので、回が変わっても見た目がそろいます。都市は点で示し、「日本でいう東京のような場所」のように身近な例えを添えています。
難しい言葉と関係は、絵本のような図解にする
組織や国どうしの関係は、家や兄弟げんかにたとえて絵にします。「誰と誰がもめていて、誰が応援しているのか」が、1枚で分かるようにしています。

お金が動くしくみも、絵で描きます。遠い国の事件がガソリン代に届く道を、第1回では「原油の道」と「円の道」の2本に分けて見せました。

子どもと一緒に見られる言葉で書く
文はひらがなを多めにして、1文を短くしています。たとえに使うのも、家・チーム・お祭りの屋台のような、子どもに分かるものだけです。
大人にとっても、「聞いたことはあるけれど説明できない言葉」をほどき直す機会になります。親子で世界のニュースを話すきっかけになることも考えた作りです。
投資の目線は「業種」まで
最後の段では、ニュースを投資の目線で見ます。原油が上がると、どんな業種に追い風になりやすく、どんな業種に向かい風になりやすいかを整理します。

特定の銘柄はすすめません。「このニュースで誰が得をして、誰が困るか」を考えるくせがつくように、考え方だけを渡しています。
ニュースの選び方と、確かめ方
世界のニュースの中から、日本でも話題になっているもの・家計や投資に関わるものを優先して選びます。決めるときに見るのは、日本の検索の話題と、市場の値動きの両方です。
数字は、元の報道と市場の実際の値で確かめてから書きます。出来事の伝え方は、その国のメディアと、ほかの国のメディアの両方を見て確かめるのも決まりの1つです。片方の見方だけで書かないようにしています。
毎回、同じ手順で作れるようにしてあります
弊社はAIの使い方を教える立場でもあり、他の人が同じ手順で作れる形にまとめるのが本業です。世界のニュースを集めるところから、地図・図解・記事・動画までを、毎回同じ手順で作れる形にしています。
調べる・確かめる・書く・描くを手順に落としてあるので、難しいテーマでも、同じやさしさ・同じ見た目で出し続けられます。
シリーズを見る
動画は、YouTubeの再生リスト「小学生でもわかる世界のニュース」にまとめています。新しい回は、このリストに足していきます。
文章で読みたい方は、第1回の記事をご覧ください。