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2026.11.07

SSSニュースレター vol.5 ― Meta Museでできること、漫画LPをAI社員に頼む、ニュースの読み20件の答え合わせ、ほか今号の8本

SSSニュースレター vol.5 ― Meta Museでできること、漫画LPをAI社員に頼む、ニュースの読み20件の答え合わせ、ほか今号の8本

2026年11月7日(土)

おはようございます。清水です。SSSニュースレターの5号目をお届けします。

今号は、前号で予告していたMeta Museの使い方の全体像と個人情報の対策、ダウンロードのフォルダでAIを起動しない方がいい理由、そして1か月ぶんのニュースの読みの答え合わせがそろいました。

ほかに、漫画LPを1文で頼めるAI社員、外で講師を務めた講座で話した「日本一になれる所を探す」考え方など、今号の8本をお届けします。記事で使ったキットや手順書は、最後のプレゼントから受け取れます。


今号の目次

今号の8本
  1. 作る現場から:Meta Museは、何に使えるのか
  2. 作る現場から:漫画LPは、AI社員に1文で頼める
  3. 作る現場から:寓話で読む自己啓発を始めました
  4. 教えている現場から:いいと分かっているのは、自分だけ
  5. 教えている現場から:AIの時代は、日本一になれる所を探す
  6. 世界のニュースから:5つの回と、ニュースの読み20件の答え合わせ
  7. 今号のAIニュース3本
  8. 制作の裏側:画像づくりが止まっても、人が呼ばれない形にした

作る現場から

1. Meta Museは、何に使えるのか ― 8つの使い方と、先に変えたい2つの設定

Meta Museは、質問に答えるだけでなく、代わりに作業まで進めてくれるAIエージェントです。10月23日に日本でも使えるようになりましたが、「入れたけれど、何をすればいいの?」で止まっている人も多いはずです。

Meta Museに頼めること

記事では、AIを仕事で使い込んでいる人たちが実際に任せている8つの使い方を、そのまま渡せる依頼文つきでまとめました。SNSの数字の分析、Threadsの投稿づくり、メール・予定・買い物、画像と動画づくりなどです。

実際に動画を6本作って組み立てまで頼んでも、減っていたのは週の無料の枠の15%だけでした。

あわせて、話題の個人情報対策として、最初に変えておきたい設定を2つ載せています。

  • やり取りをAIの学習に使わせない:設定の「データコントロール」のスイッチは、最初はオンになっている
  • Facebookの読み取りを「許可しない」にする:同じアカウントセンターに入っていると、自動でつながる

頼んでいない支払いが、ボタン1つの所まで来ることもあります。承認を押す前に、誰に・何の・いくらかを確かめるのが基本です。

▶ 記事を読む(note)

2. 漫画LPは、AI社員に1文で頼める ― 14種類の絵柄で、約1時間で完成

漫画LP担当は、Claude Codeに入れて使うAI社員です。商品の情報を1文で伝えると、話の筋・台本・キャラクターの見本・漫画8ページ・申し込みページまでを、1人で組み上げます。

漫画LPができるまで

頼むのは、「何を・誰に・どこで申し込むか」の1文だけです。足りない情報は、漫画LP担当のほうからまとめて1回で聞き返してきます。

  • 絵柄:14種類から、商品と読み手に合うものを選ぶ
  • 漫画:8ページ・30コマ前後。1ページ3〜4分で描く
  • かかる時間:漫画と説明の絵を合わせて、放っておいて約1時間

できあがるのは、スマホで上から読める1枚の申し込みページです。自分の手元で、何本でも作り直せます。

▶ 記事を読む(HP)

▶ 記事を読む(note)

3. 寓話で読む自己啓発を始めました ― 1本目は「欠乏マインド」

今号から、寓話で読む自己啓発のシリーズも始めています。1本目のテーマは、人の成功を素直に喜べない気持ちです。

2つの心の持ち方

その気持ちの元には、「成功の数は決まっている」という思い込みがあります。誰かが取れば、自分のぶんが減る。そう考える心の持ち方を欠乏マインド、成功は全員に行き渡るほどある、と考えられる持ち方を豊かさマインドと呼びます。

記事では、山あいの村の養蜂家の寓話を通して、2つのちがいを見ていきます。若者が評判になっても、男のはちみつは1つも減っていませんでした。花の蜜は、取り合うものではなく、増やせるものだったのです。

明日からやることは1つだけです。人の成功を聞いてもやっとしたら、「おめでとう」のあとに「どうやったんですか」と聞いてみる。もやもやが、自分の次の一手に変わります。

▶ 記事を読む(HP)


教えている現場から

4. いいと分かっているのは、自分だけ ― 個人向けに発信して、会社向けの入口も置く

毎朝オンラインで開いているコピーライティングの勉強会では、自分のサービスにつなげる記事の考え方を扱いました。

個人向けに発信して、会社向けの入口も置く

最初に話したのは、「この商品がいいと分かっているのは、自分だけ」ということです。どんなにいい商品でも、知られなければ欲しいとは思われません。マーケティングの目的は、まず知ってもらい、興味を持ってもらうことです。

そのうえで、誰に向けて発信するかを考えます。世の中には、経営者より働いている人のほうがずっと多い。だから、個人向けに発信したほうが、見てくれる人の数が大きくなります。

  • ふだんの発信:誰にでも役立つ使い方を、個人に向けて書く
  • ときどき挟む記事:「会社向けにも、こういうことをやっています」と、サービスの入口を置く
  • 入口の先:申し込みではなく、お問い合わせのページにつなぐ

もう1つ、水を毎日運ぶより、水路を引く、という話もしました。記事から動画・各SNSまでつなぐ仕組みを先に作ったので、1日3本を出すのに私が手を動かすのは1時間もありません。

5. AIの時代は、日本一になれる所を探す ― 「誰が買った結果どうなるか」から考える

外で講師を務めたAIの講座では、AIエージェントの時代のコンセプトの作り方を話しました。

日本一になれる所を探す

AIエージェントのおかげで、本づくり・LP・動画など、人の代わりに作るサービスは始めやすくなりました。けれど、始めやすいということは、競合も一気に増えるということです。強い人が仕組みにして安く配れば、同じサービスはすぐに持っていかれます。

だから考えたいのが、「日本一になれるかどうか」です。大きな分野で1番になる必要はありません。分野を絞れば、日本一は狙えます。そのための問いは2つです。

  • 今のお客さんで合っているか:同じサービスを、別のお客さんに届けられないか
  • 今のサービスでなければだめか:お客さんの悩みに戻ると、別の組み合わせのほうが効かないか

土台になるのは、コンセプト=「誰が買った結果どうなるか」の一言です。値段も同じで、30万円で売るなら、お客さんに30万円以上の結果を渡せるかで決まります。


世界のニュースから

6. 5つの回と、ニュースの読み20件の答え合わせ

世界のニュースは、今号は暮らしに近いお金の話が多くなりました。

  • 10月26日 普通預金の金利:大手の銀行が年0.4%から0.5%へ。2024年3月の0.001%から数えると500倍
  • 10月27日 自賠責保険:11月から平均6.2%上がる。約13年ぶりの値上げ
  • 10月28日 Anthropicの上場の申請:売上は約14倍に伸びた一方、赤字は約807億ドル(約12.7兆円)
  • 10月30日 イスラエルの選挙:どちらの陣営も過半数の61議席に届かず、株価の指数は1日で2.46%下がる
  • 11月1日 アメリカの中間選挙:予想の市場では、民主党が下院をとる見方が92〜93%
ニュースの読みを、数字で答え合わせ

前号で予告した、まとめての答え合わせです。記事の最後に書いた「この先どう動きそうか」の読みを、5日後の数字で確かめています。10月の読み20件は、当たり9件・外れ7件・どちらとも言えない4件でした。当てることより、外れた理由を次の読みに生かし続けることを大事にしています。

▶ 普通預金の金利の回を読む(HP)

▶ 自賠責保険の回を読む(HP)

▶ Anthropicの上場の回を読む(HP)

▶ イスラエルの選挙の回を読む(HP)

▶ アメリカの中間選挙の回を読む(HP)


AIニュース

7. 今号のAIニュース3本 ― 「ダウンロードのフォルダ」「速くて安いモデル」「チャットの中で資料を直す」

① ダウンロードのフォルダで、Claude CodeやCodexを起動しない(前号の予告)

Webページを開いただけで、ダウンロードのフォルダに文字だけのメモのファイルが置かれることがあります。Claude CodeやCodexは、起動したフォルダのメモを「あなたの指示」として読んでしまいます。

10秒で確かめる3か所

いちばんの対策は、専用の作業フォルダを決めて、そこで起動することです。

② OpenAI が、速くて安いモデル「GPT-6.1 Terra」を発表(10月26日)

パソコンの操作や、図面・画像を読む仕事が得意なモデルです。GPT-6 Astra と同じくらいの性能を、10分の1のトークン単価で出し、作業を終えるまでの速さは3倍を超えます。ChatGPT の Plus 以上のプランで使えます。

③ Google の Gemini で、資料をチャットの中で作って、その場で直せるように(10月29日)

文書・PDF・スライド・表を作らせて、全画面に広げて直接直したり、直したい所だけ頼んだりできます。Gemini が使えるすべての言語で、すべての人が対象です。

もう1つ、大きな発表がありました

  • OpenAI が ChatGPT の画像づくりを「Images 2.6」に更新(11月4日):画像ができるまでが50%速くなり、GIF(動く画像)も作れるようになりました。ChatGPT のすべてのプランで使えます

▶ ダウンロードのフォルダの記事を読む(HP)

▶ GPT-6.1 Terra の発表を読む

▶ Gemini で資料を直せる発表を読む(英語)

▶ Images 2.6 の発表を読む


制作の裏側

8. 画像づくりが止まっても、人が呼ばれない形にした

記事やニュースレターの図は、ChatGPT で1枚ずつ作っています。困っていたのは、たくさん作ると途中で利用の上限に当たって止まることです。止まるたびに、私が気づいて、別のアカウントに切り替えていました。

止まっても、人が呼ばれない画像づくり

いまは、止まったあとの動きを先に決めてあります。

  • 上限の知らせが出たら:次のアカウントへ自動で移り、同じ画像の続きから作る
  • 全部のアカウントが上限なら:上限の知らせに出る「◯時◯分にもう一度」の時刻を読んで、戻るのを待つ
  • 最後に止まるとき:どのアカウントが何時まで上限かを、必ず書き出す

はじめは戻る時刻を「15時間後」と決め打ちしていて、昼に戻るものを「深夜」と案内していました。画面の時刻を読むように直してあります。長い作業を任せるときは、止まる所と、止まったあとの動きを先に決めておくのが基本です。


清水のひとこと

勉強会で話した「いいと分かっているのは、自分だけ」は、私自身の電子書籍のサービスで、いちばん強く感じていることです。

Kindleの本は、出して置いておくだけでは、読まれる前に検索結果の下へ沈んでいきます。私は、「本を出せば集客になる」は半分だけ本当だと考えています。本があれば信用はつきます。けれど、Amazon広告で読む人を連れてきて、本の中からLINEにつなぐところまで組んで、はじめて集客の入口になります。

ニュースレターも、AIの道具も同じです。いい物を作ったら、それが届くまでの道も、一緒に作る。今号のAI社員や画像づくりの仕組みも、そのために作っています。

▶ 「本を出せば集客になる」は半分ウソ、の記事を note で読む


次号の予告

  • 作る現場から:Meta Museに、動画の編集をどこまで任せられるか
  • 世界のニュースから:免税が「出国のときに返金」に変わる話と、フラット35の金利
  • 教えている現場から:勉強会で続けている、自分のサービスにつなげる記事の書き方の続き

今号のプレゼント

今号の話に関係する道具を、まとめてお渡しします。登録などは要りません。リンク先からそのまま受け取れます。

今号の記事とつながるもの

これまでのプレゼント(中身は、それぞれの受け取りページで見られます)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。感想や「これを取り上げてほしい」があれば、メールに返信してください。全部読んでいます。また来週の土曜の朝に。

清水 昴

筆者:株式会社スターストリーム・スタジオ 代表 清水 昴

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